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□ 旅の御土産

2005年1月から2007年1月まで、2年間の旅の間に出会ったりお供してもらった大事な音楽たち。

そんなたくさんの音楽の中から、行った国14カ国各1曲で計14曲を厳選し、1枚のCDを作ってみた。

有名無名問わず、本当に気持ちいい楽曲だけを選んだ。また、タンゴやサルサといった特定のジャンルは避けて、普遍的かつどこかしらラテンを感じさせるということを念頭にセレクトした。

大切な友人たちと、旅と音楽の素晴らしさを共有出来ることを祈って。




01. Marisa Monte
Amor I Love You
Memorias, Cronicas E Declaracoes De Amor』(2000・Brasil)


まずはブラジルの歌姫マリーザ・モンチの名作アルバムから、バイーアの怪人カルリーニョス・ブラウンと組んだ可憐なラヴ・ソング。発表してかなり経っているにもかかわらず、街角のCDショップやカフェなどで何度も耳にしたサウダーヂな記憶。




02. Lisandro Aristimuno
Sun
『Azules Turquesas』(2004・Argentina)


知られざる音楽魔境アルゼンチンのシンガー・ソングライター、リサンドロ・アリスティムーニョ。アコースティックとエレクトロニカを融合した繊細な音作りと、愁いを帯びた歌声が魅力的。さりげなくプリミティヴなリズムを取り入れたエンディングもお見事。




03. Jorge Drexler
Eco
Eco』(2005・Uruguay)


映画『モーターサイクル ダイアリーズ』の主題歌でオスカーを受賞した、ウルグアイの至宝ホルヘ・ドレクスレル。綿密に練られていながらシンプルで無駄の無いサウンドと、カエターノ・ヴェローゾをも唸らせたというソフトなヴォーカルに癒される。




04. Cecilia Henriquez
Blanco Y Negro
『Cecilia Henriquez』(2004・Paraguay)


パラグアイのインディペンデント・レーベル“Kamikaze”から発信された女性シンガー・ソングライター、セシリア・エンリケス。少しかすれた声で力強いロックからキュートなポップまで歌いこなすが、ジャジーで洗練されたこんなアーバン・チューンも素晴らしい。




05. Pablo Herrera
Donde Esta Mi Vida
『Cero』(2004・Chile)


チリのトップ・シンガー、パブロ・エレーラによる哀しみに満ちたラヴ・バラード。スケール感のあるスローなサウンドと、彼独特のスキャットが絡み合うオープニングから一気に引き込まれる。前後にフィーチャーされる女性のナレーションも効果的。




06. Octavia
Azul Eterno
Talisman』(2004・Bolivia)


ボリビアから世界へと飛び立つ人気ロック・バンド、オクタビア。ラテンならではの情緒的なエモーションと、ブリティッシュ・ロックに通じるクールな感覚が絶妙にブレンド。ケーナやサンポーニャなどを取り入れた民族主義的なアプローチも好感度大。




07. Novalima
Cardo
Afro』(2004・Peru)


ペルー海岸地方の黒人たちが、フォルクローレとアフリカ音楽をミックスさせて発展したクリオージョ。そんな伝統音楽を大胆にエレクトロニカ処理する話題のグループがノバリマ。泥臭いヴォーカルとメロディをひんやりとした音に包み込んだ新感覚派。




08. Cruks En Karnak
Uno Vuelve
『Antrologia』(2005・Ecuador)


エクアドルのロック・シーンのトップを走り続けるグループ、クルクス・エン・カルナク。ハードなバンド・サウンドにクンビアやサルサのエッセンスを取り入れたアップ・テンポの曲もいいが、ここでは切ないメロディを渋めに歌う王道バラードをどうぞ。




09. Andrea Echeverri
A Eme O
Andrea Echeverri』(2004・Colombia)


コロンビア音楽シ−ンが生んだ最高のグループがアテルシオペラードス。そのカリスマ的ヴォーカリスト、アンドレア・エチェベリの初ソロ・アルバムからのヒット曲。カリブ特有の陽気なリズムとサウンドが、トリップ・ホップ風味に料理された野心作。




10. Los Amigos Inbisibles
No Es Facil Amar A Una Mujer
Superpop Venezuela』(2005・Venezuela)


ベネズエラの異色グループ、ロス・アミーゴス・インビシブレスが、デヴィッド・バーンの手を離れてディミトリ・フロム・パリとタッグを組んだキッチュなアルバム。70年代のジャズ・ファンクやブラジリアン・フュージョンをベースに華麗なる音空間を演出。




11. Shurwayne Winchester
Tick Tock
『Evolution』(2006・Trinidad & Tobago)


トリニダード・トバゴではスティール・パンとカリプソ以上にポピュラーなのが、超アッパーなダンス・ミュージックであるソカ。その代表選手のシュウェイン・ウィンチェスターは、高速ビートだけでなくこういったミディアムもさらっと披露できる実力派。




12. Post
#7
『Post』(2005・Panama)


あまり知られていないパナマのロックだが、クォリティの高いアーティストも少なからず存在。このポストは、ソン・ミセラブレスという人気グループが発展し新たに結成されたデュオ。アコースティックなアメリカン・ロック・テイストがポップで心地いい。




13. Alejandra Guzman
Volverte A Amar
Indeleble』(2006・Mexico)


80年代から活動するメキシコの姉御シンガー、アレハンドラ・グスマン。彼女のドスの効いた声で歌うパワフルなロックもいいが、情感たっぷりに歌うバラードも絶品。オルタナティヴなバンド・サウンドが、ドラマティックな世界観を作り出している。




14. Interactivo
Si No Llego A Manana (Que No Cierre El Club)
Goza Pepillo』(2005・Cuba)

インテラクティーボは、ロベルト・カルカセースを中心にウィリアム・ビバンコやジューサら若手アーティストが参加したキューバの最先鋭ユニット。ラストはそんな彼らが肩の力を抜いて作ったラテン・テイストのリラックス・ナンバーでしっとりと。



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